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DSAT テクニカルダイビングの概要 (DSATとはPADIのテクニカルダイビングのプログラム及び教材を開発する団体です。) |
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PADIは1000万人を超えるリクリエーション・ダイバーを育ててきました。リクリエーション・ダイビングは、水深40メートル以内で、空気またはエンリッチド・エア・ナイトロックスを使う減圧不要のダイビングで、多くの人々の心をとらえてきました。 歴史的にPADIの姿勢は、よりリクリエーションに傾き、ケーブやディープ・ダイビングから離れていきました。このPADIの姿勢の変化は、リクリエーション・ダイビングの深度を40メートルに制限し、減圧不要ダイビングにするという業界の意思統一に大きな影響を与えたのです。このリクリエーション・ダイビングのリミットは輝かしい安全記録を打ちたて、ダイビングのリスクを合理的な範囲内に止めることに貢献しました。この実績を踏まえて、PADIのダイバー・トレーニングの大半は、将来も含めてこのリクリエーション・ダイビングのリミット内で行われることになります。 テクニカル・ダイビングには、深度40メートルを超えるダイビング、段階減圧の必要なダイビング、頭上に障害物のある環境でのダイビング、加速減圧ダイビング、ダイビング中にガスの混合比を変えるダイビングなどが含まれます。
DSATのテック・ディープ・ダイバー・コース ところが、今日にいたるまで、このリクリエーション・ダイビングからテクニカル・ダイビングへの橋渡しをする確固たる懸け橋がなかったのです。その理由はダイビングの基本となるべき方法論と器材の両面で、大きなハードルがあったからです。だからといって、ズルズルとダイバーに、テクニカル・ダイビングを始めさせてしまうようなことには、安全の面からも絶対に避けなければなりません。リクリエーション・ダイビングがほぼ万人のものであるのに対して、テクニカル・ダイビングは、抱えているより大きなリスクと実施面での複雑さという問題点からして明らかに万人向きではありません。安全にテクニカル・ダイビングをするのに欠かせないトレーニング理論がないこと、そのための経験を積ませる機会の不足もこのギャップを広がったままにしていたのです。テクニカル・ダイビングには、リクリエーション・ダイビングとは比べようもないさまざまなリスクを秘めています。 リクリエーション・ダイビングとテクニカル・ダイビングの大きな違いは、テクニカル・ダイビングには、ダイバーがすべてを正しく行ったとしても、永久的な障害や死亡事故につながるような危険性があることです。テクニカル・ダイビングへの節度のある取り組み方として、まず自分で自分の面倒を見られるダイバーであると同時に、チーム・プレイヤーであり、十分なトレーニングを積んでいるダイバーで、しかも用心深いダイバーであること、さらによい体調のダイバーで、テクニカル・ダイビングのより大きなリスクに対して、自分で責任をとる意志を持ったダイバーである必要があります。より簡単に言えばテクニカル・ダイビングでは、リクリエーション・ダイビングとは違ったレベルの心構えが要求されるということです。 PADIとDSATは現在のテクニカル・ダイビング界がすでに備えている基礎構造の上に、実績が証明されているPADIの教育システムを築くことにしました。また、テック・ディープ・ダイバー・コースも、テクニカル・ダイビングに関心のあるダイバーたちに、テクニカル・ダイビングへの安全な懸け橋になるプログラムとして開発されています。 安全なテクニカル・ダイビングに必要とされるテクニックとトレーニングを学びたいと考えている十分な経験と意思を持ったダイバーにとって、DSATのテック・レック・プログラムだけが、たったひとつのコースだからです。おそらくDSATのコースは、高い評価を得て、確固とした位置を占めることになるでしょう。
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